Founder’s Vision
創業者の想い
代表取締役 笹川正平
笹川家は、大阪箕面に江戸時代から続く、造り酒屋の一族で御座いました。私の祖父・笹川良一、父・笹川陽平は、日本国の発展を願い、社会貢献事業に邁進。その間、百年以上続いた造り酒屋としての系譜は途絶えていました。
私は、学生時代より英国発祥のラグビー競技に熱中し、英国文化に傾倒しておりました。スコットランドを訪れた際にAqua Vitae(命の水)に出会い、その芳醇な味わいに心を打たれました。この衝撃的な出会いからウイスキー製造を志し、数々のウイスキー蒸溜所を巡り、その真摯な物造りと自然との調和から生まれる風味を研究して参りました。
この度、私、笹川正平は江戸時代から続く笹川家の酒造事業を継承すべく、山梨県富士吉田市に『富嶽蒸溜所』を開設するはこびとなりました。日本が誇るウイスキー製造の叡智を結集、努力と鍛錬を惜しまない伝統的製法を追求し、霊峰富士の大地からジャパニーズウイスキーを創造いたします。
代表取締役
Commitment to Artisanry
真摯な
ウイスキー造りを
目指して
富嶽蒸溜所では、木製ウォッシュバックや三宅製作所製で特注したポットスチルを導入。香りを醸す酵母や乳酸菌の持つ潜在能力を引き出すことに注力します。また、ポットスチルは直火加熱方式を導入し、直火加熱でしか生み出せない力強く芳醇な風味を目指します。手間と時間を惜しまず、ウイスキー造りに真摯に取り組みます。
What Our Logo & Corporate Color Represent
ロゴ・
コーポレートカラーに
こめた想い
※商標登録出願中
弊社のロゴは、自然と共生したウイスキーを造るという志と、悠久の時をつむぐウイスキーを造りたいという願いをこめ、霊峰富士と、笹川家の家紋をモチーフにしております。
コーポレートカラーの鉄紺は、笹川家が酒造業を開始した江戸時代に発祥した日本の伝統色です。別名、活色・勝色とも呼ばれ、酵母の活性化を追求する姿勢と、弊社が目指す力強く芳醇な風味のウイスキーを体現しております。
Fujisan’s Bounty
霊峰富士の恵み
水徳の神が宿る地
笹川家が酒造りを始めた江戸時代、富士山は信仰の対象として人々から敬われていました。葛飾北斎の『富嶽三十六景』に代表されるように、江戸時代の芸術作品には富士山をモチーフに取り入れたものが多くあることからも、その敬慕の念が伺えます。
富士山の神様と言われている木花之佐久夜毘売(このはなのさくやひめのみこと)は、富士山の噴火を鎮めたことから、水を司る神として崇められてきました。自然と共存して生活をしていた時代、幾度もの噴火を鎮めた神が宿る富士山に、人々は畏敬の念を抱いていたのです。
ウイスキーは、まさに自然との共生で育まれるお酒です。また、ウイスキーの語源はAqua Vitae(命の水)に由来しており、ウイスキー造りにとって水は大切な要素の一つです。水徳の神が宿る霊峰富士の恵みをうけ、ジャパニーズウイスキーを創造いたします。
富士山の伏流水
富嶽蒸溜所の魅力の一つに、富士山の伏流水があります。富士山は七層の玄武岩層で形成されており、それらにより富士山の雪解け水が長い年月をかけ濾過され、バナジウムをはじめとするミネラル分が豊富に含まれた天然水として湧き出るのです。自然環境が守られてきた富士吉田市の天然水は、汚染度が圧倒的に低い事が分かっています。まろやかで口当たりの良い軟水は、ウイスキーの風味を引き立てます。
湿潤で澄んだ空気
富嶽蒸溜所は富士箱根伊豆国立公園内にあり、雄大な森林により浄化された澄んだ空気が広がっています。標高1,000mに位置し、霧が立ちこめる湿潤な風土、夏でも冷涼な気候で、ウイスキーを丁寧に熟成させます。
Corporate Data
会社概要
- 会社名
-
SASAKAWA WHISKY 株式会社
- 所在地
-
富嶽蒸溜所
〒403-0005 山梨県富士吉田市上吉田4918-1東京オフィス
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷3-1-1 PMO渋谷Ⅱ 204 - 設立
-
2021年3月
- 代表取締役
-
笹川正平
Visiting Us
アクセス
富嶽蒸溜所
〒403-0005 山梨県富士吉田市上吉田4918-1
- お車をご利用の方
- 中央自動車道『河口湖IC』よりお車で約8分
- 高速バスをご利用の方
- 『河口湖駅』よりタクシーで約10分(約5.4km)
- 電車をご利用の方
- 『富士山駅』よりタクシーで約10分(約4.3km)
東京オフィス
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷3-1-1 PMO渋谷Ⅱ 204
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